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経営者からみたドラッガー

投稿日時:2009/12/09(水) 12:21rss

<質問>------------------------------

 マネジメントの父と言われるピーター・ドラッカーは「企業の目的は
 顧客の創造である」と主張していますが、実際に経営者であるみなさまは
 どのように感じておられるのでしょうか?

                  (明治大学商学部 大石絵美莉さん)

----------------------------------


こんにちは、久しぶりに綴ります。
上記の内容から推測して著書「マネジメント」 でしょうか。

ここでの思想はマーケティングとイノベーション。
究極は、「営業販売は不必要」という考えだったように思います。
それだけに、顧客からみた価値観の重要性を説いています。

【結論】:突き詰めるとドラッガーの思想はどれも素晴らしいものばかりだと思います。
少なからず私も影響されています。

しかし、現場を仕切る経営者として最も大事なことは、
その思想のうえに、「自分なりの“philosophy”を構築すること」ではないでしょうか。

人の意見や思想に素直に耳を傾けることで視野が広くなります。
そしてそれをそのまま実践するのではなく、自分流に創造できてこそ、
真のマネジメントができるような気がしています。

経済は生き物です。時代にそぐうもの、そぐわないものを見極め
柔軟に舵取り(=マネジメント)することを心がけています。

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コメント


ご回答ありがとうございました!

辻松さま
ご回答、ありがとうございます。
明治大学の大石絵美莉です。

辻松さまがおっしゃることは、つまり

「教科書として、ドラッカーの言うことは素晴らしい。
 ただ、社会には正解というものはないから、
 ドラッカーの言うとおりにすれば成功する、というわけでない」

ということでしょうか?


もしそうだとしたら、
この考え方が大切なのは、
経営者だけではないように思います。

私は現在、長期インターンシップを
やらせていただいているのですが、
最近のモットーは、
いい意味で「人の意見を聞かない」です。

人の意見はあくまで参考として把握して、
その上で自分はどうしたいのかを自分で決める。
ということを心がけています。

辻松さまのご意見を聞いて、
この考え方を貫くことがこれからの自分にとって
プラスになるような気がいたしました。

これからも、自分の“philosophy”を構築し、
磨けるように日々成長していきたいと思います!


ありがとうございました。

Posted by 大石 絵美莉 at 2009/12/13 11:29:00 PASS:

補足

大石さん

質問に対するご回答、ありがとうございます。

でも少し捉え方、ニュアンスが違うように感じましたので補足します。

ドラッガーの経営学は、基本形であると思います。
応用は基本のうえに成り立ちます。

私の言う「自分の“philosophy”」とは基本形を理解し実践を踏んだうえで成り立っていることを意味ます。(応用編)

同時に、それがすべてのビジネスに合致するわけではないということ。何故ならば、経済そのものが時代とともに変化しているからということ。

それから、経営者として成功する秘訣は、「素直であること」だと思っています。

じゃ、「人の意見を聞くことですか」、ということになるかも知れませんが、そういう意味でもありません。
机上では説明できませんが、是非、経営者となって答を見つけてください。

Posted by つじまつ at 2009/12/13 23:40:00 PASS:

訂正

上記のコメントの中で、
「質問に対するご回答」 
⇒ 「回答に対してのご返事」に訂正します。

Posted by つじまつ at 2009/12/13 23:51:00 PASS:
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