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2009年05月25日(月)更新

【がんばれ!中小企業】vol.2 お客様のニーズ

先週末、関西中小外食4社が食材共同調達で業務提携というニュースがありました。

中華料理店「大阪王将」のイートアンド、お好み焼き店「鶴橋風月」のイデア、オムラ

イス専門店「ポムの樹」のポムフード、スパゲティ専門店などを運営する壁の穴の4社。

戦国時代といわれる外食産業、ごく自然な流れだと思います。

今日は、“お客様のニーズ”をテーマに、雑談だとおもって、よかったら聞いてください。


【企業間同士の提携の場合】

・提携本来の目的と、その優先順位を間違えないことです。

今回のケースでいうと、仕入コストを下げるために提携するという以上に、消費者の

ニーズが節約志向に変わってきたことを読み取ることの方が重要だということです。


【Q&A】
“どうしたら売れるだろう、どうしたら買ってもらえるだろう”と、いつも考えている社長に、

こんな質問をしました。


どうしたら売れるだろうと、売り方を考える前に、社長!!

“お客様は、今何を求めているのでしょうね。

エンドユーザーのニーズはご存知ですか”と尋ねました。

そして,“何で貴社の製品を買ってくれるのでしょうね。”と


ごくあたり前で基本中の基本かも知れません。ある意味質問をすること自体、失礼か

も知れません。しかし事業がマンネリ化してくると、もしかすると、時代の流れに気づ

いていないこともあります。(※受注型産業の場合は違いますが)。

そして、最後に“取引先にとって貴社製品でなければならない理由がありますか”

と尋ねます。 その反応は、・・・・。

真のニーズを把握するためには、“取引先や、それを買ってくれる消費者の方々にヒ

アリングする” か “実際に売れているという事実” しかありません。

この不況といわれている時代でも、お客様のニーズをしっかり捉えていれば、

必要なものに対して、お客様はお金を出してくれると思います。

少なくても、私はそう、信じています。

ピンチをチャンスに変えられると思います。がんばれ!中小企業。