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2009年05月29日(金)更新
社長に就く前の「業界経験」「社会人経験」について(5月29日ー6月4日)
こんにちは、辻松です。
私の出身地については、最初のブログで紹介させていただきましたが、
実は、私の実家には先代からの写真が飾られています。私で五代目になります。
小さい頃、「おまえは五代目だからな」と親父に言われていました。とは言っても
農業だけでは生活していけないので、親父は竹材加工業をはじめました。
どんなものかというと、孟宗竹を生け花用の花筒に仕上げいきます。当初数年間は
修業にいき、その後、自宅で職人として事業をはじめました。自宅兼仕事場です。
脂抜きをして、型取りをして、やすりをかけ、最後に漆を塗っていきます。
しかし、やがて時代の波にのまれ斜陽産業となり、結局廃業することになりました。
そんな環境が、都会への憧れを一層強くしたのか知れません。
そんな私が、今や後継者問題に対する支援事業をしています。
≪オーナー企業の後継者選びの形態≫
1.親族内承継
2.親族以外の社内(従業員)による継承
3.のれんわけ(MBO)
4.IPOでパブリックカンパニーとなる(ファミリィ企業からの脱却)
5.第三者による承継
以上のような後継者対策が考えられます。
私は、後継者ではありませんし、「今週のお題」の趣旨からは外れますが、数多く
の実例に携わってきましたので、その一例をお話しさせて頂きたく参加することに
しました。オーナー経営者すべてに共通する、避けては通れない最重要マターです
ので、何かのヒントにしてもらえればと思っています。
明日紹介したい事例は、息子に社会経験を積ませるため、社会に出したものの、
「もしかしたら、戻ってこないかも知れない」と半ばあきらめている実例を匿名で紹介
したいと思います。社会経験の重要性が裏目にでるケースです。
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