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2009年06月04日(木)更新

【明大生との一問百答】「すべき経験・避けたい経験」について

<質問>────────────────────────

学生時代の楽しかったこと
学生時代にためになったこと
学生時代の失敗談

がありましたら、教えてください。

           (明治大学商学部 田嶋僚大さん)

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田嶋さん、こんにちは。 辻松と申します。

≪楽しかったこと≫
炊事場、トイレ共同の4畳半のアパートで過ごした4年間そのもの。ワイワイ、ガヤガヤ、

隣の住人からクレームも度々。暴飲していました。そんな時代が今では懐かしく、

お金はなかったけど、ほんと楽しかった。


≪次の質問≫
バイト先でのトイレ掃除。つぼ八でバイトしていました。理由は単純、二食付だったから。

そこでのトイレ掃除は半端じゃなかった。先輩が素手で便器を洗うのです。

え~、冗談だろう! 仕方なく私もやる破目になりました。最初、汚さに逃げていた

自分は、いつしかきれいなる喜びへと変わっていきました。(ほんとですよ。以前、

美装ジャパンというビルメンの会社で清掃のバイト経験もあり嫌いではなかったから)

同じことを次に入ってきた後輩に仕事の基本と思い引継ぎました。

彼は翌日から来なくなりました。思えは、なぜ手袋をしなかったのか。

もしかして、先輩は私のことを嫌っていたのかも。


≪最後の質問≫
自分の将来に対するアクションプランをたてなかったこと。

数年前、知人を介して何人かの現役生と面談する機会がありました。彼らは、将来

自分は何になりたい、何をしたい、どういうことをやりたいという具体的なビジョンや

夢を持っていました。そしてそのために、今何をすべきかを知っていました。これには、

さすがに驚きました。やりたいことの温度差は、人によって違いあって当然です。自由です。

でも意識がある人とない人とでは、のちのち大きな差になって表れてくると思います。

私自身夢を追いかけ常に変化することを心がけています。がしかし、そのスピードは

遅い。彼らの方がはるかに優秀です。

何を言いたいかというと、「チャンスをものにできる機会が変わってくる」ということです。

こんな言葉があります。

「チャンスは平等、結果は不平等」

学生時代そのものが、チャンスかも。