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2011年11月14日(月)更新

買収する側からみた企業評価(株価)

株価は、買収する側からしてみれば安いにこしたことはありません。
売却する側からすれば、一円でも高くといった気持でしょう。
 
でも、それでは折角の良いご縁がまとまらなくなってしまいます。
そこで、双方の妥協点を探すことになります。
 
その時に重要な役割を果たすのが仲介会社です。仲介会社のお話しは次回とし、ここでは株価についてお話しいたします。
 
双方の妥協点はどこにあるか、どっちの意向を重視するか、それはM&A全体にかかる包括的な条件によって決まってきます。
 
買手企業からみてリーズナブルと思われる株価は、時価純資産価額でもなく営業キャッシュフローから算出した収益価値(将来価値)でもないように思います。
 
抽象的な回答になってしまい、みなさまの期待を裏切るかも知れませんが、答えは「経営者の感性からくる株価=いわゆる感覚的なもの」であるように思います。いや動物的なものに近いかも知れません。
 
高いと思えば高いし、安いと思うえば安い。
 
ただ、どこかに基準を設けないと株価交渉に入ることができませんので、また対外的な説明も必要になりますので、そのための企業評価は必要です。しかしそれはあくまでも基準値を算出しているに過ぎないと考えます。(個人的見解)
 
≪本日の戯言 №2≫
結論は、交渉の最後に “えい!や〰!” ができるかどうかでしょう!
 
 

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