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2017年10月10日(火)更新

大廃業時代の足音

日経新聞一面に「大廃業時代の足音」
中小「後継未定」127万社(2017年10月6日付)

そして、優良技術の伝承へ事業承継を急がないと日本の産業は劣化する。
「大廃業時代」を防ぐ手立てがあるか。と記事が掲載されました。

一見して「これから大変な時代になる」と思われた方も多かったのではないでしょうか。
でも本当に大変な時代が、すぐそこまで来ています。

ただ、私の見解は、記事の内容とは違っていて、

まずデータ分析そのものを注意深く視てみると個人商店や個人事業主など、
なんでもかんでも中小企業としてカウントしていないか、・・・。
というのはさておき、

私の見解は、後継者不在で大廃業時代が来るのではなく、
これから迎えるAI時代突入よって大廃業時代が来ると推測しています。

ビジネスの主役は「人」から「AI」に取って変わる。
もう、遠い未来の話ではありません。

“俺の商売、 ITなんか関係ない ”と思っている経営者は、
恐らく「何言っているんだ。戯け!」と思っているんじゃないでしょうかね。(笑)

本日の見出し「大廃業時代の足音」
これは事業承継問題によるものではなく、AIがもたらす産業革命によるものと、
私は勝手に置き換えています。

要は何を言いたいか、
こんなことを書いたら批判はあるでしょうが、

〔結論〕
後継者がいなための事業承継に於いて、会社や業態によっては、
下手な延命(承継)をしない方が、むしろその方が、
若手社員の将来のためになるかも知れないということです。


株式会社M&A Biz
代表取締役 辻松律男