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2009年10月21日(水)更新

100年に一度のビッグチャンス

【「ストーリー」を語ることの重要性】

先週(10月16日)、本経営者会報ブログ事務局様より【「ストーリー」を
語ることの重要性】についてコムマガが届きました。まさしく、同感であって
私なりに宣伝も兼ねブログに綴ることにしました。

ストーリーは、その会社のブランディングに直結すると思っています。
私は我が社のブランディングについて、いつも考えています。

でも「確立したブランディング戦略など、ないのだろうなぁ」とも思っています。
それは時代と共に顧客の視点も変化しているからです。

コンサルティングに対し支払う対価、また商品を購入する目的やニーズが、
時代とともに変化しているからです。

例えば必需品として購入していた生活用品一つとっても、今や “色”や
“デザイン” 次第で価格が大きく跳ね上がります。デザイン家電の時代です。

だから戦略が確立しも、それ自体が変化し続けなければ、それはきっと
顧客視点に立っていないことを意味します。

変化をキャッチできない経営者は、過去の実績に縛られて、顧客の視点が
変化したことに気づかず、例えば「売れないもの」を一所懸命売っている
ことになります。


当社は、開業してまだ一年も経過していません。
会社のストーリーはありません。しかし一緒にはじめたメンバーは自分自身で
築き上げてきた物語を各々持っています。

当社は、中堅・中小企業やベンチャー企業に対しビジネス・ソリューションを
提供していくコンサルファームです。

私の描くストーリーは、いつしか、中堅・中小企業の経営支援は、“アクタス”でと
呼ばれるようになることです。

中堅・中小企業、及びベンチャー企業のこれからの成長戦略に対し、当社は


アジアへの進出支援やAIM市場へのコンサルティングを強化していきます。


経営をする者にとって今、まさに、100年に一度のビッグチャンスです。

2009年10月13日(火)更新

中小企業経営者のためのM&A【実践編】Vol.7


デューデリジェンス 【due diligence】(=DD)と言っても様々です。

今回は“大企業同士のDD”と“中小企業のDD”の違いについてご説明します。


大企業の買収では、先ず被買収企業の財務・税務・法務・環境を調査することは、

当然のことですが、それよりも、その業界の市場調査、買収後の事業シナジー、

事業計画の立案並びにキャッシュフローの算出、買収後に想定されるリスクなどに

焦点をおいて総合的に調査をしていきます。


そしてその結果をふまえ、買収条件(主に価格)に照らし合わせながら案件として

検討していきます。

また事業性については、調査機関等を使って独自の市場調査をしていきます。


一方、中小企業のDDは、将来について云々という調査よりは、どちらかと言うと、

今までに開示された資料やデータなどの信憑性を確認することや、現物の確認

(たな卸し)といったところを主な目的として調査します。


他にも大事なことはありますが、

基本的には貸借対照表の時価修正と損益計算書のチェックなどです。


さらには、中小企業のDD場合、指摘されそうな項目を事前に把握できていれば、

完璧です。

これはアドバイザーの仕事になりますが、出来上がってきた調査報告書との

差異がなければないほど優秀なアドバイザーと言えるでしょう。


●今回のポイント

中小企業の場合、DD実施時では既に大方の条件が合意しているということです。

DD後に何らかの瑕疵が発覚した場合、致命的でなければ買収株価等で調整が

できます。

あと残された課題としてはキーパーソン、オーナー以外の株主、主要取引先への

開示、いわゆるディスクローズのタイミングといったところです。
(結構神経使います)


私見ですが成約確率論でいうと、大企業の場合、DDで道半ば、中小企業の場合は、

8割以上といったところでしょうか。


ちなみに上場企業の場合、基本合意でプレス発表しますので、ディスクローズの

タイミングが違うことになります。

逆にオープンにしないと内々では決してできません。

2009年10月09日(金)更新

M&Aセミナー(御礼)

昨日、弊社グループでM&Aセミナーを開催しました。

台風の影響で、電車が動かなくなり通勤・移動に

支障がでているなか、

それでもたくさんの皆さまにご参加いただきました。

感謝!感謝!です。うれしい限りです。

本当にありがとうございました。

辻松律男

会社概要

当社は、M&Aビジネスの専業会社です。 ※詳しくは、当社オフィシャルホームページへ 下記記載のURL(http://mabiz.jp)をクリックしてください。 当社の経営理念がご理解頂けるものと存じます。 宜しくお願い申し上げます。...

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個人プロフィール

日本の中小企業がもっている底力を世界に発信していきたいです。

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