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2017年08月23日(水)更新

決算書がしゃべってくれるってどういうこと?

決算書がしゃべってくれるってどういうこと。

昔、証券会社勤務時代は、IPOに向けた資本政策を作成していました。
第三者割当増資を実施するため、決算内容についてお客様へインタビュー
をさせて頂いていました。

現在は、経営権を含むM&Aの企業価値を算出するために
決算内容についてお客様へインタビューをさせて頂いています。

証券会社勤務時代から換算するとかれこれ29年ぐらいになりますでしょうか。
月日の経つのは早いものです。

これまで数多くの中小企業の決算書を拝見してきました。
3期から5期分の貸借対照表・損益計算書の比較表を作成します。

すると面白いことに、なんかへん、数字が逆にきれいすぎて何かありそう、等々
数字の方から勝ってしゃべってくれているような気がしてきます。

とは言っても、今まで多くの失敗や見抜けなかった教訓があって、
今に活かされているのですが、・・・。

会社を訪問して、玄関をみて、社長の人柄にふれ、
そして、そこで働く社員の表情と会社全体の雰囲気は、

ものの見事に合致します。

最後に余談ですが、
決算書のデータは自分自身で打ち込まないとしゃべってくれません。
他人が入力した資料では、単なる比較表で終わってしまいます。

㈱M&A Biz 
代表取締役 辻松律男


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