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2017年08月23日(水)更新
決算書がしゃべってくれるってどういうこと?
昔、証券会社勤務時代は、IPOに向けた資本政策を作成していました。
第三者割当増資を実施するため、決算内容についてお客様へインタビュー
をさせて頂いていました。
現在は、経営権を含むM&Aの企業価値を算出するために
決算内容についてお客様へインタビューをさせて頂いています。
証券会社勤務時代から換算するとかれこれ29年ぐらいになりますでしょうか。
月日の経つのは早いものです。
これまで数多くの中小企業の決算書を拝見してきました。
3期から5期分の貸借対照表・損益計算書の比較表を作成します。
すると面白いことに、なんかへん、数字が逆にきれいすぎて何かありそう、等々
数字の方から勝ってしゃべってくれているような気がしてきます。
とは言っても、今まで多くの失敗や見抜けなかった教訓があって、
今に活かされているのですが、・・・。
会社を訪問して、玄関をみて、社長の人柄にふれ、
そして、そこで働く社員の表情と会社全体の雰囲気は、
ものの見事に合致します。
最後に余談ですが、
決算書のデータは自分自身で打ち込まないとしゃべってくれません。
他人が入力した資料では、単なる比較表で終わってしまいます。
㈱M&A Biz
代表取締役 辻松律男
メールでの無料相談
2016年10月21日(金)更新
中小企業のM&A(海外編)
テーマ 「存続へのヒント! M&Aを身近に」で
講演をさせていただきました。
次回、11月は「海外企業とのM&Aの現状について」
中小日系企業によるM&Aについてディスカッション形式で
講演します。
日時:11月28日(月) 18時30分より
会場は名古屋になります。
もし、ご興味のある方は、メールにてご連絡ください。
詳細につきましては、こちらより改めてご連絡差し上げます。
連絡先E-mail : info@mabiz.jp
今年7月に開催した例会パンフレット(参考資料)
次回11月28日第18回例会のパンフレット
株式会社M&ABizのホームページ
2016年10月10日(月)更新
M&Aで会社を買収するときの株式評価
M&Aの株式評価は、
最もポピュラーなのがDCF法
次にEBITDAの倍率(マルチプル法)
中小企業の場合は、時価純資産額に営業権を加算する方法が多いでしょう。
では、その使い分けはどうしたらいいのか、ということになりますが、
結論は、業種・業態・会社の規模でどの評価方法が最適かが変わってきます。
将来性がある企業の場合、
斜陽産業の場合、
また、バイオベンチャーやAIを活用したビジネスモデル
未知数の可能性を秘めた企業の場合の将来価値、など等
会社の譲渡を検討されている場合、
企業経営者自らが評価方法を選択できれば良いですが、
やはりそこは、M&Aの実務経験者のアドバイスを参考にした方が
ベターいやベストではないでしょうか。
なぜならば、それは相手方(買手側企業)があるからです。
成約の確率に大きく影響してきます。
株式会社M&A Biz
辻松 律男
info@mabiz.jp
2016年09月09日(金)更新
M&Aで売れる会社、売れない会社
不謹慎な表現ではありますが、
M&Aで売れる会社、売れない会社があります。
ひと昔であれば、会社を売却する情報も少なく情報そのものが貴重だったので
利益が出ていれば、ほとんどの会社に買手が付きました。
でも最近は、ただ単に利益がでているからといって、イコール売れる会社とは
限りません。業種によっても大きく違います。
売る側からすれば利益がでているから、それに見合った評価で売却したい。
買う側からすれば今利益が出ていても、将来性がない事業には興味がない。
逆に、今利益がでていなくても将来性があれば買いたい。
まあ、当たり前といえば当たり前のことですが、
長年、M&Aの仕事をしてると
利益の出ている会社でも、赤字の会社でも、債務超過の会社でも
自分の会社の特徴について、社長自身が気づいていないケースがあります。
社長と面談するとき、社長は、自社の特徴や良さについて話しをしてくれます。
しかし、私からするとそっちではなく、こっちの方がもっと凄いことなのに、
と思うことがあります。
時代の変貌と共に、創業以来当たり前にやってきたことが、
実は他社から見てとんでもないノウハウや財産だったりすることがあります。
社歴のある会社であれば、何か一つイイものを持っているはずです。
そのことに気が付いていない経営者は実は多いと感じています。
M&Aのマッチング・候補先探索に於いては、それを見つけ出し買手候補先に
対しアピールできることがM&A業者の力量じゃないかと考えています。
私は、そのイイものを見つけるのが得意です。
私は、相談されるその業界の専門家ではありません。
コンサルティングとか格好いいこともできません。
ただ純粋に第三者だから見えるのかも知れません。
株式会社 M&A Biz 辻松律男
2016年07月20日(水)更新
中小企業のM&A 明日の調印式やめる!
その当日の午前2時にオーナーから電話が入った。
明日の調印、「やめたい」と、
えっ!
従業員にディスクローズするタイミングが、その理由だ。
通常は、調印式(株式譲渡契約等)のあとに従業員に発表する。
それまではシークレットとされてきた。
でも、オーナーは、従業員にきちんと伝えたうえで、
調印式を迎えたいという。
オーナーの気持ちも理解できる。がしかし、・・・。
M&Aの情報開示は、そのタイミングがとても難しい。
結局、当日の調印式は見送り、一週間後とした。
従業員への開示も何事もなく終了し、
無事に最終調印式を迎えることができた。
私としては、胃が痛い一週間であった。
でも、本当に良かった。
関係者の皆様お騒がせ致しました。
オーナー企業のM&Aは、セオリー通りにいかないものです。
だから、そこにはドラマがあり、人生があり、笑いがある。
ある意味、人生の集大成と言えるのかも知れません。
株式会社 M&A Biz
辻 松 律 男
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