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2012年05月09日(水)更新

中小企業もM&Aを活用しよう! ≪発想の転換≫

今やM&Aは大企業ばかりではありません。中小企業だって会社の将来のことを考えM&Aを活用する時代に突入してきています。
 
昨今の中小企業の動向は「新規事業としての新たな収益源を確保したい、そのために会社を買収したい」という傾向にあります。実際そのような相談をポツポツと頂くようになりました。既存ビジネスへの閉塞感でしょうか。
 
少し前まではノンコアを切り離し、コア事業へ経営資源を集中させるM&Aが多かったのですが、最近は少し事情が変わってきたようです。
 
さて、M&Aを活用しようと思っても中小企業は大企業と比べて買収資金や買収した企業へ派遣する人材など、資源が豊富ではありません。そこには高いハードルがあります。
 
でもあきらめないでください。ちょっと発想を転換してみて下さい。
 
会社を「買う」とか「売る」とかという概念に縛られず、今できることをできる範囲ですればいいのです。無理をせず、難しく考えず、シンプルに考えれば、何かひらめいてくるかも知れません。

中小企業は中小企業なりのM&Aがあります。


M&Aのご相談は、M&A Bizにお任せ下さい!
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2012年03月07日(水)更新

MBO

MBOとはマネージメントバイアウト(Management Buyout)のことです。経営陣による買収のことで、会社の経営陣が株主より自社の株式を譲り受けたり、あるいは会社の事業部門の経営陣トップが当該事業部門の事業譲渡を受けたりする(Carve out)ことであり、オーナー経営者として独立することを指します。なお、経営陣ではなく従業員が株式を譲り受けるような場合をEBO(Employee Buyout)と言います。

現在、景気の悪化により業績が低迷している企業の自社株式の評価額は、ひと頃に比べるとだいぶ低くなってきています。
そこで、次期後継者を誰にするか!親族以外から選択することを検討している場合、第三者によるM&Aもありますが、経営陣や従業員に経営権を譲渡するチャンスでもあるということになります。

好景気で好業績の時では自社株式の評価額も高くなり株式を買い取る資金などはなかなか都合がつきません。従い今だからできる選択肢の一つであると考えます。

とはいっても現実問題、株式を買い取る資金をすべて自己資金で賄うはそう容易なことではありません。そのときは外部の資金を活用するという手法があります。外部資金の担い手としてはMBOファンドがあります。しかしMBOファンドには、短期で利ザヤを狙うファンドもありますので注意が必要です。

活用する場合は、投資スタンスを確認することはもちろんのこと、今までに投資した過去の事例などを参考にすると良いでしょう。また長期保有を前提とするファンドもありますので、もしわからないことがありましたらお気軽にご相談ください。
 
MBOファンド(プライベートエクイティ)に勤めていた経験やノウハウを基にお客様のご要望に迅速にお応え致します。
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2011年11月09日(水)更新

会社売却を検討するときの留意点

会社の売却を検討するにあたり、先ずは自社株の価値がいくらになるのだろうと気になるところです。企業価値を算定するにあたっては、主に収益性と資産性をベースにして評価します。

もちろん、それだけではありません。総合的な判断をするためには他にも沢山の要素があります。ブランド力、技術力、信用力、人材、商圏、取引先といったものです。

しかし、こればかりは、ものさしがありません。
ましてや第三者に企業評価を依頼しても、当たり前のことですが、わかりっこないです。
 
M&Aにおける企業評価では、自社で評価したものとは別に、他社が評価した企業評価があります。(候補先が独自で評価)
このときの評価額が双方で合致していればいいのですが、ほとんどのケースが、かい離していると言ってもいいでしょう。

それは、先ほどお話しした“ものさし”がないからです。
 
留意点その1:双方の株価(企業価値)は、理屈だけでは解決できない。

 
次回は、買収企業側からみた企業評価(株式価値)についてお話ししたいと思います。


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2010年12月25日(土)更新

表向きの株価

表向きの株価の代表例として貸借対照表と損益計算書を使って算出する
方法があります。

貸借対照表は「自己資本」、損益計算書は「営業利益」が基準になります。
端的に純資産額が株価のベースになるという考え方です。

そして利益が出ていたならば、それに利益分を加算した額となり、逆に次年度も
赤字が続くようであれば、純資産額からその分を差引いた額になるという考え方です。

でも、どうでしょうか。
これで実際に、企業本来の価値を表しているといえるでしょうか。

例えば、企業がパテントを保有していたらとしたら、それを開発するまでに費やした
コストと時間は、また技術やノウハウ、優秀な人材は、優良な取引先は、

ロケーションの評価は、等など、これら全てどれをとってみてもロジックで評価するのは
難しいものです。

もう少し突っ込んだ話しをしますと、M&Aで発生するシナジー(企業提携することにより
将来得られる利益:将来価値)は、買収時の企業価値に反映すべきか、否か。

さて、どちらでしょうか。

このように表向きの株価だけでは、通常売る側と買う側の見解が違うものです。

このような状況下で交渉しても結局、最後までその溝が埋まらないという結果に
なってしまいます。

でも、まとめなければなりません。


参照:「中小企業の株価の考え方」2009年5月14日付

2010年02月21日(日)更新

中小企業の株価

M&Aビジネスで最大のテーマとなってくるのが株価です。

株価が全てという訳ではないですが、理想論だけでは交渉は成立しません。

特に年商10億円未満の未上場企業の株価算定は、事業計画の達成率に対する

ボラティリティが高いためキャッシュフローをベースにした株価算定は難しいものです。

ご苦労されている方は多いものと察します。

そこで、本ブログをはじめて約10ヶ月になりますが、中小企業の株価について

ご関心を持っている読者の皆さまも多いようですので、今回は改めて過去の

ブログ紹介することにしました。

「中小企業の株価の考え方」(2009年5月14日)
「企業評価2-1」(2009年5月16日)
「企業評価2-2」(2009年5月18日)
「総 論」   (2009年5月19日)

 
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