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2015年11月24日(火)更新

介護福祉事業のM&A

長寿国日本、日本人の平均寿命は男性が80歳台を超え女性は86歳台とのこと。
一方で健康平均寿命は、男性が71.11歳、女性が75.56歳 
                  (米ワシントン大などの研究チーム)
 
健康寿命は介護が必要だったり、日常生活に支障がでる病気にかかったりする
期間を除き自立して過ごせる期間を示します。  
                        (出所:日本経済新聞)
 
これから超高齢化社会へと突入、介護・福祉業界は、今後ますます競争が激化
してくるものと推測されます。

 

1.介護報酬制度の見直しや有料老人ホームの総量規制など

2.利用者の募集

3.介護スタッフの確保と離職率、介護スタッフのクオリティ

4.地域医療  「病院」と「施設」と「在宅」

5.施設の老朽化、消防法対策等

6.介護・福祉事業経営者の後継者問題

7.在宅系は小規模事業者が多く、経営も厳しいところが多い
  しかし利用者のことを考えると簡単に運営を辞めるわけにはいきません。

 

まだまだ問題は山積していますが、介護・福祉事業業者にとって、まさに今が
踏ん張りどころです。一方、事業拡大を検討されている経営者の方にとりまし
てはチャンスです。
 
失礼な言い方にはなりますが、介護運営するのにお金が全てではないですが、
ある程度の資本力は必要となるでしょう。
 
現在、激動する介護・福祉事業業界に於いて、弊社ではこの分野に注力して
おります。単なるM&Aに限らず経営のご支援も承っております。
 
会社を譲渡
したい相談や逆に譲受したい相談が数多く寄せられています。
介護・福祉事業にご関心のある方は、是非、弊社までご相談ください。
 
また、情報交換や弊社との協業・業務提携等でも結構です。
お気軽にお問合せください。
 
株式会社 M&A Biz  
〒107-0052 東京都港区赤坂3-2-6 赤坂中央ビル7階

E-mail: tsujimatsu@mabiz.jp
 

2015年08月24日(月)更新

しんがり ~山一證券最後の12人 ~

負け戦のときに、最後の列で敵を迎え撃つ者たちを「しんがり
というそうだ。

私は、恥ずかしながらこの意味を本書を手に取るまで知らなかった。
さて、この本はビジネス・ノンフィクションである。














登場する
人物は実名で記さている。
社内調査報告書(平成10年)も実名で報告されている。

読んでいるうちに、登場人物の顔が思い浮かび、
その人のしゃべり口調で読んでいる自分に気が付いた。

そして自分が勤めていた会社のことだけに読み終わるのに
そう時間はかからかった。


読み終わってみると、この本に書かれていることについて、
知っていること、知らなったこと、噂は、やっぱり本当だったのか、
などなど当時を思い起こし複雑な心境になった。


本書で登場してくる橋詰常務は、私が新宿支店当時の新宿支店長である。
当時、新宿支店の法人営業だった私は、金融機関の担当とは別に、
株式公開(上場)予備軍の開拓営業もしてた。

橋詰支店長は、株式公開業務を私に任せたくれた上司である。
結果、お陰様で複数の幹事を獲得することができた。

主幹事会社の資金運用も任された。その企業群は、今や日本を代表する
ビッグカンパニーへと成長している。その内の1社は「私の履歴書」に
掲載された。


現在私の仕事は、M&Aの仲介・アドバイザーであるが、
あのときの株式公開業務の仕事が、現在のビジネスに活かされている
ことは、言うまでもない。

自主廃業決定後、橋詰常務は、就職先として私にある上場企業を紹介
してくれた。最終的には、その企業にはいかなかったが、

本当に最後までお世話になりっぱなしであった。
感謝しても感謝しきれない。もう、逢うことができない今となっては
結果を出して恩に報いるのみである。


昭和の証券界、とかく良きも悪きも色んなタイプの上司がいたなかで、
私は、良き上司に恵まれた方だと思っている。

大学のOB訪問から現在に至るまで、私の人生は、すべて山一證券の人脈で
成り立っている。

中小企業のM&Aでは、日本のリーディングカンパニーへと成長した
㈱日本M&Aセンターを紹介してくれたのも山一の先輩であった。

入社当時、未上場企業であったが、資本政策通りにスケジュールをこなし
今や一部上場企業へと飛躍した。そこでは多くの感動があり働くことへの
喜びを学んだ。お世話になった諸先輩・後輩に感謝している。


さて話は変わるが、
野澤社長とは、野澤社長が取締役東京本部長だった頃にお世話になった。
法人担当者として、期初期末は、取引先へ役員と一緒に表敬訪問するのが
重要な仕事であった。

役員を連れて行くだけで商売をもらえたり、逆に連れていなかいと他社に
とられたり、
ファイナンスの予定があると、今度の引受シェア「山一さん、
どっしようかなぁ」っと嫌味っぽく言われたりもすることもあった。

野澤本部長は、どこの取引先へ訪問するのも快く承諾してくれた。
取引先へ向かう車中では、良く世間話などもした。気さくな上司だった。


数年前、赤坂の歩道をあるいていたら、ばったり野澤社長にあった。
「やあー」っと声を掛けて頂いたが、体調がすぐれないのか、
少し元気がなかったのが気がかりである。


来月9月20日から清武英利氏原作の連続ドラマ 江口洋介さん主演
しんがり ~
山一證券 最後の聖戦~」がスタートする。

ほんの一握りの能力のない不甲斐ない経営陣によって廃業へと
追い込まれた山一。その要因となった2,600億円にも及ぶ簿外負債。

出来上がった「社内調査報告書」に目を通すと、簿外債務発生原因は
昭和60年まで遡るとある。この報告書、本当にすごい内容である。

これを読んでいると社内調査委員全員の血のにじむ苦労が伝わってくる。
社内調査委員の皆様、本当にありがとうございました。



「社内調査報告書について」昔のこと、終わったことを
とやかく言うつもりはない。

前向きに物事を捉えるならば、


 会社が無くなったことで、今の自分がある。
 今の自分は、やりたい仕事、好きな仕事ができる。


 もし会社が存続していたならば、自分の意思に反し組織に従い、
 組織のために働く、

 そんなサラリーマンを演じていたかも知れない。
                              


山一證券ありがとう!

以下、実際に受け取った解雇予告通知書





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2015年08月17日(月)更新

M&Aで会社を売りたくない

できることならM&Aで会社を売りたくない。

これって、企業経営者なら誰しも思うこと。当然のこと。


中にはアメリカンドリームならぬジャパニーズドリームもあるかも知れないけど

でも、手塩にかけて育ててきた会社、苦しい時も何度かあったが、

苦楽を共にやってきた自分の会社。

他人に譲り渡したくない。

売らないで済む方法があるなら教えてほしい。

生き残れる方法があるのなら教えてほしい。

少子高齢化やグローバル化などと世間は言うけれど、

果たしてどの程度の影響があるのだろう。



色々考えても考えがまとまらぬ。

後ろを振り返っても何もない。

今は、前を向いて進んでいくのみだ。

自分自身のために。




    2015年8月17日     
    株式会社M&A Biz  代表取締役 辻松律男














 

2015年08月14日(金)更新

東京ガーデンテラス

「グランドプリンスホテル赤坂」の跡地に
現在、「東京ガーデンテラス」を建設している。

2016年5月頃、完成予定というこで、
徐々にその雄姿が現れてきた。

オフィス・ホテル棟の内訳はというと、 
1階から4階が商業施設等
5階から28階がオフィス
30階から36階がホテル(客室は250室程度)

24フロアあるオフィス棟の内、
何と20フロアーにヤフー株式会社が入居する予定だ。

東京・紀尾井町という歴史のある街と隣り合わせに
これまた情緒あふれる街、赤坂がある。
当事務所がある街だ。

残り4フロア、当然入居などできる身分では無いが、

刻一刻と変貌していくその街並みや風景を
観察しながら、いや楽しみながら

来年の夏が待ち遠しいのは私だけだろうか。

                  
                  2015年8月

































 

2015年08月10日(月)更新

赤坂 料亭勉強会2015

ちょっと贅沢に、料亭・花柳界体験
赤坂ならではの大人の嗜みを楽しみました。

衰退していく産業・時代の流れといえばそれまでですが、
花街「赤坂」の伝統・文化を広く皆さまに楽しんで頂きたい
という想いで地元老舗企業の経営者が集まって企画したものです。

前半は、特別講師に藤田尚弓さんをお迎えして
「悪女の交渉術」についての講義。

後半は「芸妓衆演舞・お座敷遊び」の実践編。

赤坂で起業してはや7年目。
知れば知るほど深く味のある街になってきました。


































 
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