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2009年12月09日(水)更新

経営者からみたドラッガー

<質問>------------------------------

 マネジメントの父と言われるピーター・ドラッカーは「企業の目的は
 顧客の創造である」と主張していますが、実際に経営者であるみなさまは
 どのように感じておられるのでしょうか?

                  (明治大学商学部 大石絵美莉さん)

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こんにちは、久しぶりに綴ります。
上記の内容から推測して著書「マネジメント」 でしょうか。

ここでの思想はマーケティングとイノベーション。
究極は、「営業販売は不必要」という考えだったように思います。
それだけに、顧客からみた価値観の重要性を説いています。

【結論】:突き詰めるとドラッガーの思想はどれも素晴らしいものばかりだと思います。
少なからず私も影響されています。

しかし、現場を仕切る経営者として最も大事なことは、
その思想のうえに、「自分なりの“philosophy”を構築すること」ではないでしょうか。

人の意見や思想に素直に耳を傾けることで視野が広くなります。
そしてそれをそのまま実践するのではなく、自分流に創造できてこそ、
真のマネジメントができるような気がしています。

経済は生き物です。時代にそぐうもの、そぐわないものを見極め
柔軟に舵取り(=マネジメント)することを心がけています。

2009年12月02日(水)更新

すみだから世界へ

先日、経営者会報ブログ主宰の第11回テストマーケティングに参加してきました。
今回のプレゼンター:東京彫刻工業㈱・花輪社長様
テーマ:「家庭における刻印機の可能性」
そこでのブレーンストーミング、前回同様に参加者皆さまのするどい感性に感銘し、とても有意義な時間で楽しかったです。なかなかいいものです。

さて、東京彫刻工業さんの業態はBtoBがメインです。納入先は日本を代表するTOP企業がずらり、でも
将来に向け、さらなる発展を目指しBtoCへの進出も視野に入れた新製品を開発。それがこちらの「MarkinBOX」です。
新製品

私たち日常生活のなかで、今やトレーサビリティは何気なくあたり前のことのようになってきています。でもそれ自体、どのような管理体制で、どのような流通経路になっているのか、そこに関連する企業はどこか、などなど業界関係者以外殆どの方が知らないのではないでしょうか。
今回のテストマーケティングは、そういった意味で私にとって刻印そのものの見方が変わった研究会でした。
それで、頂いた刻印・刻印機製品カタログにこんな写真があったのでご紹介します。
刻印

メモリアルを永遠に消えることの無い文字で刻むって「粋」ですね。


ちなみに、私が中学3年生のとき高校受験のため親に買ってもらった腕時計に、買った時計店で名前を刻印してもらいました。
今から30年も前のことです。今では形見になりましたが、今でも狂うことなく時を刻んでいます。
tokei

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