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2012年06月20日(水)更新
「記念品であって記念品ではない」 日本金属工芸研究所
私は、ものづくりは小さい頃から好きで家の裏山で竹を切って釣り竿や竹馬・たけとんぼをよく作っていました。高校生時代になるとオートバイのツーサイクルエンジンをバラしたり組み立てたりしていました。
今回の講演、山田社長の金属工芸品がどのようにして制作されているのか、とても興味があり楽しみにしていました。
単なる一方的なお話しではなく、現物をみたり作品に触れたり、その場で聴講者の質問に答えて頂いたり、とてもフレンドリーで内容のある楽しい講演でした。
講義を終えての感想は、やっぱりすごい!記念品の域を完全に超えています。完全にアートの世界でした。完成品までの工程は日本人ならではの感性と根気、そして緻密さが必要不可欠です。だから到底、他では真似できない日本の技術です。
しかし残念ながらこの分野でも日本の職人さんが段々いなくなってきているそうです。
日本の経済構造、何かがおかしい。そんなことを考えさせられましたが難しい話はさておき、
私もいつしか山田社長に、“我が社の記念品を依頼できるようになるぞ”!と
新たな目標ができました。
山田社長、ありがとうございました。
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2011年05月11日(水)更新
町おこし
地方に出張して思うこと。
町おこし(地域振興、活性化)の一貫として、全国各地でイベントが行われています。
しかし多くの国内産業が衰退していくなか、どれだけ頑張っても限界があるように感じています。
ある地方自治体とタイアップして新規事業の取組み等について議論する機会がありました。
いろんな角度から可能性を検討してみましたが、人口が減少していく現実には逆らえないと感じました。
かといって、中堅クラスの企業が海外マーケットに進出していくにはかなりの高いハードルがあります。
正直、今からではもう遅い、終わっていると思っています。
雇用は生まれません。
では、どうすればいいのか。
日々考える今日この頃です。
対策はきっとあるはずです。
今だからこそできることをすればいいんじゃないかなと思っています。
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2010年11月13日(土)更新
TPP (Trans-Pacific Partnership)と農業問題
当然といえば当然です。
個人的には国際化どんどん加速していくなか、日本の将来を考えると参加する
ことの方がメリットは多いと思います。
今、断固として反対しているのがJA関係者です。
ニュース等をみていると何故か目先の損得だけで判断しているようにしか
思えてなりません。
日本の農業就業人口の平均年齢は65.8歳で5年前に比べ2.6歳高齢化して
います。さらに15年前(1990年)と比較すると6.7歳も高齢化しています。
あと10年もすれば日本の農業はどうなるか、
農業の後継者問題はかなり深刻です。
若年労働者の農業への就業環境整備を早急に整え、専業農家で生活が成り立つ
環境づくりが急務になっています。
しかしこのことは誰もがわかっていることなのに、だれも着手していません。
それは、仕組みづくりをつくる人たちが農業経験がない人たちだからだと思いました。
これは自分も農業問題に何らかの形で取組めないかという思いから、
関係者にインタビューした結果感じたことです。
恐らく時代とともに日本もTPPに参加することになるでしょう。
そのとき、関税が無くなり海外から安価な食糧品が輸入されることになるでしょう。
そのとき農業生産者は、彼らと競合するという発想ではだめだと思います。
日本の農業はますます衰退すると思います。
でも、発想を転換すれば日本の農業にとって大きなBigチャンスとなるでしょう。
2010年06月21日(月)更新
関東永野会(ふるさと会)
何故か縁あって発足当時(平成10年)からお手伝いをしています。
ボランティアです。
毎年100人を超える方々が集まり、地域別の県人会ではちょっとしたものに
発展してきています。
自慢ではないですが、ここ永野村から上京して成功を収めた優秀な先輩方は、
他に比べてかなり多いのではないでしょうか。
週末は、その次期総会に向けての打合せ&懇親会でした。
この会の特徴は、何といってもみんな同じ永野小学校の出身者であるということ。
ある意味小学校の同窓会とも言えるかも知れません。
参加する年齢層は20才代~80才代と幅広いです。
しかしお互いに直接の面識はなくても、それぞれの親兄弟や親戚、
また同級生でつながっています。
だから年齢層に関係なく共通の話題があり、若者からお年寄りまで楽しく
ワイワイできる会になっています。
そんなふるさとが、現在、農業・林業の後継者問題、若者の労働不足、
また大手企業の工場縮小などと重なり、
ますます深刻化する「過疎化問題」に直面しています。
小学校の教室も空き室が増える一方です。このままでは、・・・。
今の自分に何ができるという訳ではないですが、少しでも何かできないか、
小さなことから、先ずはできることから始めていこうと思います。
2010年05月25日(火)更新
ふるさと納税
宮崎での口蹄疫被害に対し県外在住者から「ふるさと納税制度」を利用した
寄付申込が相次いでいるとのことです。
ふるさとを想う気持ち、日本人の心を感じます。
私の実家も以前、家畜(牛・豚)を飼育していました。
昔は、ほとんどの農家で牛や豚を飼育していたと思います。
最近では、そんな光景も少なくなりましたが、・・・。
今回の口蹄疫被害は、単なるニュースとしてではなく
身近な出来事として捉えています。
この機会にもっともっと多くの人に「ふるさと納税制度」の仕組みを
知ってもらって活用したら良いのになぁと思っています。
全国の地方都市の活性化に少しでも役に立てばいいんじゃないでしょうか。
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