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中小企業経営者のためのM&A【実践編】Vol.6

投稿日時:2009/09/08(火) 10:30rss

デューデリジェンス 【due diligence】


基本合意を締結すると買い手企業は、売り手企業に対しデューデリジェンス

(=DD)を実施します。企業精査です。

DDの主な項目は、税務、財務、法務、環境、ビジネスです。

税理士、会計士、弁護士等の専門家が行います。



今までに開示された資料・データが、本当に適正なのか、把握されている

リスク以外他にはないか、在庫、機材、不動産等の現物確認及び適正な評価、

また、過去に遡って労働問題や労災の有無等を調査し、

買収後のリスクを把握します。

実施される期間は2~3日から企業規模によっては1ヶ月を要する場合もあり

ます。



通常事前にプレDDを実施しているケースが殆どですので、問題点や重点な

ポイントについて、DD前日には把握されていることが望まれます。



DDで難しいのが、『ビジネスDD』と『環境DD』です。

ともにオフバランスなので机上では何もできません。現場のみの対応となります。


特にビジネスDDは、買収する目的を明確にするための調査とも言えます。

たとえば、DDの結果何らかの瑕疵が発覚した場合、買収価格で調整すること

で対応することができます。しかし、ビジネスDDではそう簡単にはいきません。

結果次第では交渉終了となってしまいます。



ビジネスDDを実施する目的には、もう一つの大きな意味があります。

調査の一環として私がよく推奨していることです。

ここでは詳細に触れませんが、二つとない企業文化や理念(DNA)を一つの

DNAに近づけるための調査です。

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コメント


ブログをピックアップさせていただきました!

辻松さん、こんにちは!
事務局の大西です。

久々の更新、ありがとうございます。
さっそくピックアップさせていただきました。

デューデリをタイトルに謳った弊社の書籍が
半年前にスマッシュヒットしました。
『デューデリジェンスのプロが教える 企業分析力養成講座』という本です。
http://tinyurl.com/kquaxh

それ以来、デューデリは私にとって、魅惑の言葉になっています。

ぜひ、次回以降もデューデリについて、追加で教えてください。

よろしくお願い致します。

Posted by 日本実業出版社・大西啓之 at 2009/09/08 19:05:00 PASS:

デューデリ

大西さん、今回もありがとうございます。

フィナンシャルバイヤーならびにストラテジックバイヤーが、マーケティング分析をもとに、事業戦略を策定し、キャシュフローをベースに対象企業の企業価値を算出するDDと、小さな中小企業のDDとではちょっと意味合いが異なるかもしれませんね。

次回は、大企業(欧米型)と中小企業のDDとの違いになどについてお話ししたいと思います。

Posted by つじまつ at 2009/09/08 21:21:00 PASS:

ありがとうございます

こんにちは、3児の父、花輪です!
先週末に家内が退院し主夫業から開放され、今は仕事一本と行きたいところです?!
是非、子沢山父の会を結成しましょう!

Posted by 花輪 at 2009/09/14 16:26:00 PASS:
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