経営者のためのM&A戦略・立案支援 辻松律男のブログ | 経営者会報 (社長ブログ)
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2010年04月28日(水)更新
大阪市天王寺で「ホーホケキョ!」
先日の日曜日、少し時間があったので大阪市の天王寺公園をぶらり。
何年ぶりだろう、この駅に降りたのは。
ぽかぽかと気持ちいい日和。
つつじがとてもきれいでした。
慶沢園を散策していると
「ホーホケキョ」
まわりのみんなが、一斉に空を見上げました。
「あのへんにいるで~」っと得意そうなおじさん。
こんな時期に、こんな都会で鶯の鳴き声が聞けるなんて、
ちょっぴり幸せな気分になりました。
2010年04月23日(金)更新
かっこいい大人って
<質問>------------------------------
かっこいい大人の条件を3つ教えてください。
(明治大学商学部 稲田左右吉さん)
----------------------------------
かっこいい大人って、
オーラのある人。
一流といわれる人のさらに「超」がつく人は、
どんな業種を問わず皆オーラがあります。
お会いする前から「気」が伝わってくるものです。
また何をするにもかっこよく見える。
みなさんも、こんな人物に出会った経験
あるんではないでしょうか。
それでいて悔しいけど、かっこよくおしゃれですよね。
私もいつしかこんな大人になりたいです。
ではオーラを発する条件はと言うと、
それは、稲田さんご自身で研究してみてください。
私は、大きく3つの要素があると思っています。
2010年04月20日(火)更新
中国での商売は甘くない
社長は中国へ実際視察に行き、ビジネスチャンスがまだまだあると確信されたようです。
でも、具体的な策や戦略等をお聞きしてみると、まだまだ青写真の段階。
だから当社へ相談に来られたのですが、・・・。
中国へ常勤させるだけの人材や資金力、市場開拓の考え方などをお聞きすると
日本での成功モデルが、そのまま中国でも通用するようなイメージでいました。
それで、「中国での商売はそんなに甘くない。簡単に考えない方が・・・、リスクが高すぎます。」
とアドバイスをしました。
よく今の中国は、日本の1960年代、1970年代に似ているといわれますが、
確かにそのように見えます。
ですが、今は西暦2010年です。
ネット社会に対応した、かつ現在の中国市場向け仕様に変換させる必要があります。
2010年04月10日(土)更新
国際競争力
今日のテーマは、国際競争力についてです。
≪1≫
ipadに関連する記事で気になったリポートがありましたのでご紹介します。
それは4月9日に日経新聞に掲載された「ipad部品 日本製影薄く」の記事。
調査会社アイサプライ社の分析リポートによると新端末に搭載された電子部品
の大半が韓国や台湾製で、日本メーカーの部品はわずかしか採用されていない
という内容のもの。
日本にとって、技術・ものづくりへの拘りはとても大事なことです。
お家芸ですから。
でも、売れなきゃ意味がない。
ということは、お客様はトップレベルの技術や高品質が、製品を選ぶときの
優先基準ではないということになります。
これは、中国ビジネスにも共通するところ。
ユーザーの求める真のニーズを的確に把握していないことになり、
私はこの現象をいつも「トンチンカン」とで呼んでいます。
≪2≫
昨日の閣議後の記者会見で原口総務大臣と日経ニューメディアの長谷川氏の
「電波の再編成」に関する問答がありました。
前向きな内容でしたので、ご興味のある方は総務省のHPをご参照ください。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/02koho01_000102.html
簡単にいうと周波数割り当てについての議論と整理、
完全デジタル化へ向けた今後の国際競争力に勝つための基盤づくりと
私は理解しています。
今やITからICT(Information and Communication Technology)へと
表現方法も変わりつつあるなか、スマートフォンの普及の速さなどをみても、
今やデジタル放送、携帯電話、Skype、IP電話の戦場はグローバリゼーション。
≪まとめ≫
規制は、時として企業を助けます。しかし、時として国際競争力に負けます。
2010年04月05日(月)更新
中小企業経営者のためのM&A【実践編】vol.11 調印式
オーナー経営者が会社を売却するときの心境を汲んで交渉をしている、
M&A業者って、実際どれくらいいるのだろうと思います。
最近、M&Aそのものが世間に浸透してきたこともあり調印式が事務的になってきている
そんな話しをよく聞きます。なんだか寂しい気がします。
自分が創業しここまで築き上げてきた会社が、判子一つで他人のものになる。
前夜は眠れないオーナーもいます。出来ることなら売却したくないというのが本音でしょう。
だから、私の場合、調印式はちょっとしたイベントを計画します。
例えば、シャンペンで乾杯するとか、調印式後の宴席ではオーナーの家族をお招きするとか、
とにかくオーナーに対して敬意を表することをディールごとに企画しています。
人として節目はとても大切です。
M&Aで大事なのは交渉をまとめて成約することではありません。
目的を履き違えているケースを散見します。
経営者が交代したあとの引継ぎ方法や旧オーナーの支援体制をキチンと構築すること。
これは我々業者としての役目だと思っています。
「本当にM&Aをしてよかった」と言われる仕事をしたいですね。
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