経営者のためのM&A戦略・立案支援 辻松律男のブログ | 経営者会報 (社長ブログ)
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2018年01月04日(木)更新
仕事始め_2018年
本年も皆さまにとりまして幸多き一年となりますよう心からお祈りいたします。
さあ、今年も張りきって仕事するぞ~!
いきなりトップギアーだぁ(^-^)
茨城県大洗海岸での初日の出です。
株式会会社M&A Biz
辻松律男
2017年12月28日(木)更新
信ずれば成り、憂えれば崩れる(今年を振り返って)
一言で表現するとしたら「激動の一年」でした。
成約した案件、ブレイクした案件。
まさにシーソーのような日々が続き、毎晩帰宅は午前様が続きました。
グッドニュースも、バットニュースも沢山ありました。
協業ビジネスの提携先も増え、チーム一丸となって
来年は次のステージへと飛躍できる年にしたいと思います。
事業承継型M&Aだけではなく、
ベンチャー企業支援や事業再編(合従連合)にも注力していきます。
本業(M&A)以外に経営全般の支援業務として
顧問契約も数社受託しました。
セミナーに留まらず講演活動も積極的に受託していきます。
来年も目標は高かく、一つひとつ実践していきます。
信念をもって、できると思えば必ずできる、
今までがそうであったように!
「信ずれば成り、憂えれば崩れる」
株式会社M&A Biz
辻松 律男
2017年12月25日(月)更新
中小企業M&Aの動向 (アライアンス)
株式100%を譲渡する形態が多かったですが、
最近は、資本・業務提携型のM&Aが増えてきました。
現在、当社では8件の案件(片手カウント)が交渉に入っていますが、
その内、4件がM&A後も社長業を継続するスキームです。
偶然なのか、必然なのかはわかりませんが、
中小企業のM&Aは、もはや後継者対策だけではなく、
生き残りをかけた成長戦略として、
企業同士、売側・買側に関係なく互い一緒になって
会社運営をしていく
そんな時代に突入したのかもしれません。
株式会社M&A Biz
代表取締役 辻松 律男
2017年10月13日(金)更新
小さな会社のM&A
大きな会社だけが、M&Aする時代ではなくなりました。
小さな会社も対象になります。
現在弊社へ譲渡相談の依頼がきているなかで、一番小さい会社は、
年商1,800万円、社長と従業員1名、アルバイト1名
都合3名で運営している会社です。
設備工事関連の会社で利益もちゃんと出しています。
二番目が、年商2,000万円強、正社員1名、パート8名の会社です。
こちらも年間数百万円の利益を出しています。
業種はサービス業になります。
いずれも会社を閉じようと思えば清算できる程の優良企業となります。
今の時代、M&Aもネットによるマッチングがありますが、
弊社では、会社の良さを知って頂くために、やはりネットでなく
アナログですが、会社を訪問して、面談して、現場をみることから、
相手先(候補先)を探しています。
小さくてもコツコツがモットーです。
M&Aのご相談受付中
株式会社M&A Biz
東京都港区赤坂三丁目2番6号 赤坂中央ビル7階
電話:03-3589-3510
2017年10月10日(火)更新
大廃業時代の足音
日経新聞一面に「大廃業時代の足音」
中小「後継未定」127万社(2017年10月6日付)
そして、優良技術の伝承へ事業承継を急がないと日本の産業は劣化する。
「大廃業時代」を防ぐ手立てがあるか。と記事が掲載されました。
一見して「これから大変な時代になる」と思われた方も多かったのではないでしょうか。
でも本当に大変な時代が、すぐそこまで来ています。
ただ、私の見解は、記事の内容とは違っていて、
まずデータ分析そのものを注意深く視てみると個人商店や個人事業主など、
なんでもかんでも中小企業としてカウントしていないか、・・・。
というのはさておき、
私の見解は、後継者不在で大廃業時代が来るのではなく、
これから迎えるAI時代突入よって大廃業時代が来ると推測しています。
ビジネスの主役は「人」から「AI」に取って変わる。
もう、遠い未来の話ではありません。
“俺の商売、 ITなんか関係ない ”と思っている経営者は、
恐らく「何言っているんだ。戯け!」と思っているんじゃないでしょうかね。(笑)
本日の見出し「大廃業時代の足音」
これは事業承継問題によるものではなく、AIがもたらす産業革命によるものと、
私は勝手に置き換えています。
要は何を言いたいか、
こんなことを書いたら批判はあるでしょうが、
〔結論〕
後継者がいなための事業承継に於いて、会社や業態によっては、
下手な延命(承継)をしない方が、むしろその方が、
若手社員の将来のためになるかも知れないということです。
株式会社M&A Biz
代表取締役 辻松律男
2017年08月27日(日)更新
事業承継・後継者対策
日本の中小企業に限らず、大手上場企業だって同じ問題を抱えています。
次期経営者を誰にするか。
悩んでいらっしゃる経営者は多いと思います。
事業承継・後継者対策を解決する方法は限られていますが、
その前に、会社の発展性、すなわち事業の将来性が一番重要になります。
シュリンクしていく国内市場に於いて、
今後、どのような成長戦略が描けるか、
この青写真を描くことが、事業承継の一番の「ミソ」になります。
当社は、この未来ビジョンを描くお手伝いをしております。
事業の内容を検証し、現場をみて、そして夢をお聞かせいただき
一緒に汗をかいていこうと思います。
株式会社M&A Biz
代表取締役 辻松 律男
無料相談実施中
2017年08月23日(水)更新
決算書がしゃべってくれるってどういうこと?
昔、証券会社勤務時代は、IPOに向けた資本政策を作成していました。
第三者割当増資を実施するため、決算内容についてお客様へインタビュー
をさせて頂いていました。
現在は、経営権を含むM&Aの企業価値を算出するために
決算内容についてお客様へインタビューをさせて頂いています。
証券会社勤務時代から換算するとかれこれ29年ぐらいになりますでしょうか。
月日の経つのは早いものです。
これまで数多くの中小企業の決算書を拝見してきました。
3期から5期分の貸借対照表・損益計算書の比較表を作成します。
すると面白いことに、なんかへん、数字が逆にきれいすぎて何かありそう、等々
数字の方から勝ってしゃべってくれているような気がしてきます。
とは言っても、今まで多くの失敗や見抜けなかった教訓があって、
今に活かされているのですが、・・・。
会社を訪問して、玄関をみて、社長の人柄にふれ、
そして、そこで働く社員の表情と会社全体の雰囲気は、
ものの見事に合致します。
最後に余談ですが、
決算書のデータは自分自身で打ち込まないとしゃべってくれません。
他人が入力した資料では、単なる比較表で終わってしまいます。
㈱M&A Biz
代表取締役 辻松律男
メールでの無料相談
2017年08月17日(木)更新
「M&Aで事業承継を!」と格好良くい云うけれど・・・。
このキャッチフレーズ、最近良く耳にすると思います。
しかし、どんな会社でもM&Aできるか、というとそうではありません。
表現は悪いですが、売れる会社、売れない会社は当然あります。
先日、設備工事会社のオーナー経営者から相談がありました。
後継者はおらず、従業員18名の会社です。
業績は、右肩下がりで、ここ数年毎期赤字経営でした。
帳簿上のバランスシートも既に資本金を割っています。
銀行からの新規借入金は既にストップしており、
個人で資金を投入しています。
大変な会社だけども、なんとか、支援できないか。
会社分割・事業譲渡、私的整理、最悪、法的整理もやむなしと考え、
また全従業員の雇用は無理でも、一部の従業員の雇用だけでも守れればと、
試行錯誤しましたが、スポンサー候補企業にも打診をしてみましたが、
しかし、残念ながら打開策は、弊社では見つけることは出来ませんでした。
要因は、いくつかあります。
ただもう少し早く弊社へ相談に来ていただければ何とかなったかも知れません。
社長に話しを聞いたら、数社のM&A会社へ相談はしたものの、
時間ばかりかかり、動いてはくれなかったとのことでした。
そして、まわりまわって弊社に、とのことでした。
優良企業の案件は、M&A会社の力量に関係なく成約する確率は高いです。
しかし、財務内容が悪く斜陽産業のM&Aに関しては、M&A会社の力量が
大きく左右します。特に担当者の能力次第といっても過言ではありません。
M&Aの会社は、メーカーと違って仕事に対する成果物が見えません。
お客様からみて、選択が難しい業界であることを改めて痛感しました。
株式会社M&A Biz
代表取締役 辻松 律男
メールのよる無料相談
2017年08月05日(土)更新
M&A企業買収は、高収益な優良企業よりもそうじゃない会社の方がベター
収益性のある、成長性のある、有望な企業を買収したい、
と思っている企業経営者は多いのではないでしょうか。
しかし、経営の視点から、またM&Aの法則(1+1=3以上)で検証すると
あながちそうでもないことに気づきます。
企業買収には、悪い状態の会社や赤字の会社を買収して、収益の出る優良企業へと
改善していく、そんな企業経営者もいます。
その場合のM&A法則は、1+1=5ぐらいに、いやそれ以上に変貌しているようです。
一方、高収益の優良企業を本来よりも高い株価(企業価値)で買収し、
その結果、のれん代の償却も何年かかることやらの、企業買収をしてる経営者は、
ほとんどのケース、買収後、苦戦しているようです。
その要因は何でしょうか。
答えは「人」です。
被買収企業従業員のモチベーションです。
あともう一つ、買収した企業は、高いのれん代を支払っています。
ですのでその回収を急ぐばかりに、被買収企業に早期結果を求めます。
その結果、被買収企業従業員のモチベーションが下がってしまいます。
これでは何のためのM&Aだったのか、本末転倒です。
M&Aを成功させるためには、適正性な株価が絶対条件です。
入札等で高めの落札をした結果、買収価額が当初の目論見よりも高くなれば
そのしっぺ返しが、あとから倍返しで戻ってきます。
かわいそうなのは従業員達ですね。
優良企業の企業経営者は、自社株の高い評価を望みます。
そうじゃない企業の企業経営者は、適正な株価評価で納得されます。
ここでいう適正な株価評価とは、買手企業側からみて安く買収できると思える
価額のことをいいます。
売る側からすると希望する価額よりも安く売却するということになります。
適正な株価については、抽象的な表現で申し訳ないです。
もしご関心がある方がいらっしゃれば、お気軽に辻松までお問合せください。
要は、買う側は安く買いたい、売り側は高く売りたい、当たり前の心理です。
だから現実は、言葉でいうほどきれいごとで交渉は進みません。
でも、オーナーが、会社を売却したあとのことまで、従業員のことを本気で
考えてくれている場合は、そうではないです。きれいごとの交渉が成立します。
状態の悪い会社は、従業員も会社の将来に対して不安を感じているものです。
「うちの会社は大丈夫かしら」と社長のいない席や居酒屋などで従業員同士で
会話をしているかも知れません。
その会社に対し救世主のような感じで資本力のある企業が現れたとしたらどうでしょう。
将来に不安を感じ辞めようと思っていた従業員は、むしろこのままグループ会社の一員
として頑張ろうと気持ちが切り替わる可能性が高くなるものです。
(※)参考までに、辞める社員は、元々その前にやめています。
私の今までの経験から中小企業の従業員は、M&A後、それを理由に辞めたケースは
ほとんどありません。
理由は簡単、被買収企業従業員のモチベーションが上がっているからです。
《 無料相談実施中!》
M&Aのご相談なら何でもお尋ねください。
株式会社M&A Biz
代表取締役 辻松 律男
info@mabiz.jp
2017年07月29日(土)更新
後継者不在による事業承継 何故、M&Aなのか?
今度は、次期後継者を誰にするかで、大きな壁にぶつかっています。
気が付くと会社は大きくなったが、
後継者を育ててこなかったことに改めて気づかされているのではないでしょうか。
大半のオーナ企業経営者がそうだと思われます。
ご子息に跡目を継がせるといっても、そう簡単にいかないのが現実であって、
親子の確執はどこの世代でもあります。
家督相続の時代は終わりました。
同時にインターネットが普及したことで、地球が一つのネットで繋がるようになりました。
今までは日本国内でビジネスを考えていればよかったのですが、
これからの商圏はグローバル(世界)です。
日本の人口は減少していますが、世界の人口は増加しています。
ということは、人口論で考えると経済は、マーケットはまだまだ拡大していくということです。
ロボットが人の仕事をする時代は、すぐそこまできています。
中小企業が、この経済環境のスピードについていけるか、
恐らく半数近くの企業が今のままではついていけなくなるでしょう。
であるならば、後継者がいてもいなくても、企業の存続と成長戦略を考えると
M&Aは必然的な戦略と言えるでしょう。
既に後継者がいることで、その戦略に乗り遅れてしまうこともあります。
判断に迷いが生じます。
寧ろ、後継者がいないことで、会社を売却する意思を早めに決断でき、
大企業の傘下に入ってグローバル戦略へ、攻めの経営ができます。
M&Aで会社を売却するということは、従業員の雇用を守るという大義もありますが、
「守り」ではなく「攻める」ということだと私は考えています。
私の経験から。
事業承継・M&Aの無料相談を実施しています。
15年以上のキャリアを実績・経験談をお話し致します。
お気軽のご相談ください。
㈱M&A Biz 辻松 律男
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