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2009年12月14日(月)更新

politician

今の与党、期待したほどもなくいまひとつぱっとしない。
かと言って、野党も焦点ボケの広報活動。
有権者の人気集めをしているような時期ではない。

もっと現場の声を聞いて、与党・野党関係なく政策に反映させる
今は重要な時期ではないでしょうか。

もちろん、政治家として必死に活動されている方もいます。
そういう方々のブログを読むと言葉に危機感があって気持ちが伝わってきます。

少なくとも私の知っている限り、殆どの中小企業が必死になって
踏ん張っています。
採算が厳しいなか何とか明日に期待を持って、
現況を打破するために日々試行錯誤しています。

政治家よ、目覚めよ!!

2009年12月09日(水)更新

経営者からみたドラッガー

<質問>------------------------------

 マネジメントの父と言われるピーター・ドラッカーは「企業の目的は
 顧客の創造である」と主張していますが、実際に経営者であるみなさまは
 どのように感じておられるのでしょうか?

                  (明治大学商学部 大石絵美莉さん)

----------------------------------


こんにちは、久しぶりに綴ります。
上記の内容から推測して著書「マネジメント」 でしょうか。

ここでの思想はマーケティングとイノベーション。
究極は、「営業販売は不必要」という考えだったように思います。
それだけに、顧客からみた価値観の重要性を説いています。

【結論】:突き詰めるとドラッガーの思想はどれも素晴らしいものばかりだと思います。
少なからず私も影響されています。

しかし、現場を仕切る経営者として最も大事なことは、
その思想のうえに、「自分なりの“philosophy”を構築すること」ではないでしょうか。

人の意見や思想に素直に耳を傾けることで視野が広くなります。
そしてそれをそのまま実践するのではなく、自分流に創造できてこそ、
真のマネジメントができるような気がしています。

経済は生き物です。時代にそぐうもの、そぐわないものを見極め
柔軟に舵取り(=マネジメント)することを心がけています。

2009年11月26日(木)更新

産業構造の変革

産業構造が大きくかわったと思う。

景気が悪いとか、いいとかの問題ではない。

寧ろ、景気が悪い方が、まだ救いようがある。

そう、景気は循環するから。

今を耐えれば、いつか春がくる。

でも、今回は違う。

景気が悪いだけではない。

産業構造そのものが変化したのである。

世の中の仕組みが変わったのだ。

だからすべての企業に春は来ない。

この厳しい現実を、早く認識してほしい。


そして気がつくと、

いつの間にか春になっていると思う。

そのとき、・・・。

2009年11月16日(月)更新

新しい領域、未知なる世界!

社会人になってからの自分を振り返って。

朝起きたら1部上場企業が自主廃業、
数ヶ月間は清算業務に従事。

その後2000人規模の会社を一気に設立。
しかし5年後に業務縮小、そして希望退職。

役職員約20人の中小企業に就職、のちににマザーズへ、
一年後に1部上場企業へと躍進。

そして現在は、数人で起業。

これらは、私にとってまさに貴重な経験、同時に多くのことを学びました。
日本中探しても、こんな経験できた人は誰もいないと思います。

現在は、その集大成として今までにはない新しい領域へ、
時代とともに自分も変化し続けながら、そしてちょっと時代の先を歩く。

類似のない領域は未知数。教科書などない。
だから、ジャンルを問わず日々精進、勉強。

この年齢での記憶力は愕然とするほど低下。
やればできる。 

チェスト!!!。(鹿児島弁)

2009年11月02日(月)更新

中国ビジネスへ進出するのは中堅・中小企業だ。!

この約一週間、中国に出張していました。

目的は企業提携の提案&現地の生の情報収集とネットワーク(人脈づくり)のためです。

中国ビジネスは、無限の可能性があると確信を持っています。
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そしてそこでの主役は、大企業ではなく寧ろ中堅・中小企業であると思っています。


大企業に連動しての移転とか、人件費の安い組立生産工場の発想ではありません。
労働集約型産業では、中堅・中小企業は勝てません。その時代は終わりました。
では、どうしたら成功するのか、

日本の中小企業がもっている技術・ノウハウを必要としている人たちが、世界中にいます。
その技術・ノウハウを日本国内に留まらず、それらをもっと活かし、みんながWin になる方法を考える時がきたと言えます。
Co-Work ビジネスの時代に突入したと言えるでしょう。

その一つが消費大国“中国”です。


今回、ある方のご紹介で現地の有力企業経営者とその方を通じて、ある地方都市の人民政府の方々に商業都市開発地区や企業誘致などについて、案内・説明をしてもらいました。

正直、未知数です。でもリスクを恐れる以上に、彼らには夢とパワーがありました。
同時に私は、そのパワーをもらって帰ってきました。
kaihatu1 kaihatu2

もし、中国ビジネスにご興味がありましたら、お気軽にご相談ください。
辻松律男 電話:090-8597-7133

2009年10月21日(水)更新

100年に一度のビッグチャンス

【「ストーリー」を語ることの重要性】

先週(10月16日)、本経営者会報ブログ事務局様より【「ストーリー」を
語ることの重要性】についてコムマガが届きました。まさしく、同感であって
私なりに宣伝も兼ねブログに綴ることにしました。

ストーリーは、その会社のブランディングに直結すると思っています。
私は我が社のブランディングについて、いつも考えています。

でも「確立したブランディング戦略など、ないのだろうなぁ」とも思っています。
それは時代と共に顧客の視点も変化しているからです。

コンサルティングに対し支払う対価、また商品を購入する目的やニーズが、
時代とともに変化しているからです。

例えば必需品として購入していた生活用品一つとっても、今や “色”や
“デザイン” 次第で価格が大きく跳ね上がります。デザイン家電の時代です。

だから戦略が確立しも、それ自体が変化し続けなければ、それはきっと
顧客視点に立っていないことを意味します。

変化をキャッチできない経営者は、過去の実績に縛られて、顧客の視点が
変化したことに気づかず、例えば「売れないもの」を一所懸命売っている
ことになります。


当社は、開業してまだ一年も経過していません。
会社のストーリーはありません。しかし一緒にはじめたメンバーは自分自身で
築き上げてきた物語を各々持っています。

当社は、中堅・中小企業やベンチャー企業に対しビジネス・ソリューションを
提供していくコンサルファームです。

私の描くストーリーは、いつしか、中堅・中小企業の経営支援は、“アクタス”でと
呼ばれるようになることです。

中堅・中小企業、及びベンチャー企業のこれからの成長戦略に対し、当社は


アジアへの進出支援やAIM市場へのコンサルティングを強化していきます。


経営をする者にとって今、まさに、100年に一度のビッグチャンスです。

2009年09月24日(木)更新

鳩山新政権と再生ビジネスの以外な共通点


最近、政治の捉え方が変わりました。

それは新政権誕生の環境が、企業再生のビジネスに似ているからです。


「日本国株式会社」(株主=国民)という会社があったとします。

その代表取締役が、今回の株主総会によって自民党総裁から民主党総裁になり

ました。そんなふうに置き換えてみるとまさに再生ビジネスの国家バージョンです。


霞ヶ関は、国家を支える優秀な社員達が大勢います。

そして、それをマネジメントするのが、今回の鳩山内閣ではないでしょうか。


旧経営陣(自民党)の今までの方針を、いきなり方向転換すると当然、

社内外でハレーションが起こります。ごくあたりまえのことです。

特に取引先には気遣いが必要かも知れません。与える影響が大です。

(例えばダム建設や温暖化ガス削減など)


でもそれを承知で改革を進めていくわけですから、鳩山社長自身、

それなりの覚悟とパワーが必要となります。

しかし一方でそのパワーを待っていた社員達も絶対にいるはずです。


結果的に、日本国民の将来のためになる改革であれば、

株主は、最終的には正しいJudgmentをするはずです。

だから、旧経営陣にはできなかった経営を期待します。


何も変わらなかったら、そのときは、日本は他国に買収されるかも知れません。

政治・経済全ての権益・国益を他国に奪われてしまうかも知れません。


“ハトヤマイニシアティブ” 今までの社長にはなかった言葉です。

これからが楽しみです。

2009年09月08日(火)更新

中小企業経営者のためのM&A【実践編】Vol.6

デューデリジェンス 【due diligence】


基本合意を締結すると買い手企業は、売り手企業に対しデューデリジェンス

(=DD)を実施します。企業精査です。

DDの主な項目は、税務、財務、法務、環境、ビジネスです。

税理士、会計士、弁護士等の専門家が行います。



今までに開示された資料・データが、本当に適正なのか、把握されている

リスク以外他にはないか、在庫、機材、不動産等の現物確認及び適正な評価、

また、過去に遡って労働問題や労災の有無等を調査し、

買収後のリスクを把握します。

実施される期間は2~3日から企業規模によっては1ヶ月を要する場合もあり

ます。



通常事前にプレDDを実施しているケースが殆どですので、問題点や重点な

ポイントについて、DD前日には把握されていることが望まれます。



DDで難しいのが、『ビジネスDD』と『環境DD』です。

ともにオフバランスなので机上では何もできません。現場のみの対応となります。


特にビジネスDDは、買収する目的を明確にするための調査とも言えます。

たとえば、DDの結果何らかの瑕疵が発覚した場合、買収価格で調整すること

で対応することができます。しかし、ビジネスDDではそう簡単にはいきません。

結果次第では交渉終了となってしまいます。



ビジネスDDを実施する目的には、もう一つの大きな意味があります。

調査の一環として私がよく推奨していることです。

ここでは詳細に触れませんが、二つとない企業文化や理念(DNA)を一つの

DNAに近づけるための調査です。

2009年09月01日(火)更新

平田牧場

昨夜、TV東京系のカンブリア宮殿を見ました。

平田牧場の新田会長は、情熱家でとても志が高い方です。

http://www.hiraboku.com/

私が子供のころ、家では豚を飼っていました。

だから感じるものも大きかったように思います。


TVを見ていて感じたことは、これからの時代、

“本気”と“本物”が選ばれる時代に入ったということ。


“本気”は、成し遂げようとする志であり、

今は価格競争で苦労しているけど、

いつかは本物を創ってやるという情熱。


“本物”とは、・・・この定義は難しいですが、

ビジネスの世界で考えると、

「高くても売れる」ということではないでしょうか。


同時に、消費者の質・考え方も向上しなければいけません。


生産者が儲からなくして、

消費者にいいものは提供できないですよね。


少なくても、食の世界に関しては、食育をはじめ本物志向へと

変化してきているようです。


“食の安全=命”だから

2009年08月28日(金)更新

中小企業経営者のためのM&A【実践編】Vol.5

≪基本合意契約≫

基本合意契約とは、大まかな条件等が合意したときに締結する売り手と買い手

の契約です。

その主な目的は、買収監査を実施するためです。お互いの意思確認です。

そしてその買収監査の結果をふまえながら、最終条件の確定に向けた交渉へ

と進んでいきます。


売り手企業にとっては個別相談からはじまり、資料収集、開示、提案書作成、

候補先のリストアップ、そして幾度かの交渉がブレイクしていくなか、

やっとの思いで基本合意に辿り着きます。


仮に何の問題もなくストレートな交渉でも早くて3ヶ月はかかります。

実際には半年以上かかるものと理解した方が良いでしょう。


一方、買い手企業は、ノンネームの提案から始まり、トップ交渉、現場・工場

視察など経て、いよいよこれからが本番モードに突入していきます。


今回のポイントは、基本合意契約時を境に

『 「売る側」と「買う側」の気持ちが逆転してくる 』ということです。


最終契約(調印)に向けてM&Aを成約・成功させるためのガギが、

そこには隠されています。

そのカギがポストM&Aにつながっていくものと私自身確信しています。


そして、そのカギを見つけ、開けてあげることが、M&A業者としての

役割ではないでしょうか。 ⇒ 【M&A業者の差別化、付加価値】



(参考)
ちなみに、最終段階になって「売るのを、や~めた」という話しを聞いたこと

があります。

これはもともとグリップができていない案件であって、M&Aビジネスとして

は論外です。

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会社概要

当社は、M&Aビジネスの専業会社です。 ※詳しくは、当社オフィシャルホームページへ 下記記載のURL(http://mabiz.jp)をクリックしてください。 当社の経営理念がご理解頂けるものと存じます。 宜しくお願い申し上げます。...

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